2015年11月10日火曜日

活動報告(5月31日 尾道市瀬戸田 たてみち屋さん レモン収穫)


大変遅くなりました。ようやくブログアップが早くなってきました。
5月のことですが、瀬川さんの秋のレモン収穫の後でちょうどいいので、
時間を巻き戻した感じでご覧ください。

「たてみち屋さん レモン収穫」ボラバイト実施報告

1.ボラバイトのバッケンレコードを更新!














まずお詫び申し上げます。
実はこの報告書は8月20日に執筆しています。
本当はイベント後すぐにまとめるのがベストですが、農繁期、夏に向けての新規オファーが立て続けにあり、報告については後回しにした次第です。
少し思い出しながらの報告になることを予めご了承ください。

言い訳はさておき、今回は尾道市瀬戸田、瀬戸内海は生口島。
オファーをいただいた時「広島市内から日帰りできるのか?」と不安になったことを覚えております。
ちなみに「バッケンレコード」とは、広島のお菓子屋さんではありません。
最近ではレジェンド葛西紀明、古くは笠谷、金野、青地、日の丸飛行隊でメダル独占のスキージャンプでいう最長不倒距離のこと。
これまで最も遠かった三次は片道90kmでした。瀬戸田は片道110km超。
回数も活動範囲もどんどん広がっていますが、まだまだ「飛びます飛びます」
今回は学生さん6名を含め総勢12名での実施となりました。


2.レモン生産量は広島県が日本一
作業の説明をする菅さん

広島県はレモン生産量全国シェアで5割超。
「瀬戸田のレモン」もこれまた有名ですね。
でも、県外の人は広島のレモンのことをどのくらい知っているでしょうか?
スーパーでレモンを買うとき、国産と外国産を意識していますか?
ちなみに主な輸入先はUSA、生産量世界一はPRC(どこか分かりますか?)です。
今回お世話になった菅さんは、お隣り大三島出身。元々は地元の大農家「たてみち屋」さんをリスペクトする形で屋号を継承し、1年ほど前に独立された新進気鋭の生産者&経営者さんです。
早速、収穫作業に入ります。
レモンは毎年2月に安芸津で実施しているかんきつ類の収穫と同様「二度切り」。
この日は雨上がりということもあって、タオルで水滴を拭いてコンテナに入れていきます。
以前、収穫した「せとか」にもトゲがありました。実はレモンにもトゲがありました。
現場に来なければ分からないことですね。
最初は平らな場所での作業。だんだん斜面になってくると作業は大変です。

二度切りして

















拭いてあげる

















ペアが効率よし


結構斜面




























昼食はサイクリストが集うカフェ「汐待亭」でした。かつての郵便局で白壁や木造の柱梁、古い調度品により、趣きと落ち着きのある空間が演出されています。

元 郵便局の汐待亭
















意見交換
















3.食べて美味しいレモン

午後の作業は暑さと徐々に厳しくなる斜面との戦いでした。
少しずつ収穫ペースは落ちていきましたが、ケガなどもなく、みんな元気に作業を終えることができました。



印象派が描きそうな風景















モノレールにも乗れーる



恵みの大地
















今回の成果



























菅さんからは本当に短い間にたくさんの話を聞くことができました。
ここではすべてを書ききれません。レモンのことについては、土を元気にすることがポイント、ミネラルやアミノ酸の働き、炭水化物と糖度の関係、糖度と酸味の関係、皮の表面のオイルの話、栄養は足し算ではない、外国産レモンとの違い、といったこと等々…。
農業経営に関しても、農業法人化、6次産業化、グリーンツーリズム、瀬戸田地域全体のブランド化、等々…。
中でも一番印象に残ったのは、「レモンはフルーツ。食べて美味しいレモン」
加工品や搾って使うのではない。フルーツとして食べる美味しいレモンづくり。
新しい価値を世界に届けようという気合や信念を感じました。
話はまだまだ尽きない感じです。また機会がありましたら企画したいと思います。
また、参加者の皆さま、次は瀬戸田に観光でリピートしてはいかがですか?
(自転車がおすすめ!)

菅さん、参加者の皆さま、ありがとうございました。
(報告者:いきいき農業応援し隊 神谷)

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